今日は、今日は1971年2月号掲載の「およね平吉時穴道行」半村 良氏の読後感想を投稿致します。
最近、私は、押し入れから出てきた(元からそこにあったから出てきたわけだが)古いSFマガジンを再読しています。
今回は、この2月号で最もおもしろかった(個人的に好きな)作品の読後感想を投稿いたします。
この作品は時代SFと言うのか、SFで言う時間テ-マの一作品となるのでしょう。
実に、いい。(時代小説ファンでも楽しめるかも)
作者の半村氏は純時代小説も手がける人ですから、このような作品はむしろ自然なのかも知れません。
話は、語り手の私が一枚の絵を手に入れ作者が北尾政演(山東京伝)であることを知り興味を持つ。
その後、親類の田島老人から一冊の古い日記(大富丁平吉の日記)を預かり内容の読解を進める。日記は江戸時代(天明期から始まる)のもので当時の洒落本・黄表紙の作者、山東京伝や友人の松、京伝の妹およね(平吉はおよねに気があるようだ)などが書かれている。
江戸時代の銀座町屋敷にある倉の地下に時穴はあった。
時穴は現代(昭和)ではキャバレ-の地下室につながっている。
時穴を潜り現代にやって来たのは京伝の妹およねだった。現代に来たおよねは菊園京子の名で人気スタ-となる。
半村 良氏の「およね平吉時穴道行」は、あの当時読んでもおもしろいとおもった。(あれから数十年後、やはり楽しめた)
実は、最近の私は時代小説が好きでよく読んでいるのだが、この作品の時代背景が江戸時代であるからというのとは、また、違ったSF小説としての面白さだと思う。
最近の半村氏の時代小説は大変良い。
今号には、この他の時間テ-マもので「餌鳥夜草紙」光瀬 龍氏が掲載されているが、こちらも、なかなか楽しめます。
なんか最近、時代SFみたいな作品をもっと読んでみたくなった。
これからも、古いSFマガジンを読みたいと思います。
それでは
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